終わるし二度と訪れないけど

africakari.jp ↑先日書いたこちらの続編(?)です。 *** 現在は連続しているが、それらは同時に過去となり、ある一定の幅を持った記憶として目の前に現れる。記憶には、それが良いものであれ悪いものであれ、懐かしさを伴う。ここでの懐かしさとは過去へ…

2026 0216 0508

時間が経つほど出来事そのものより感覚の記憶だけが残っていく。もう触れられないと分かっているから思い出は現実よりも美しくなる。でもいつかすべて消えてなくなってしまうんだよねぇと思うと悲しくなる。まだまだ自分の映画の続きが観たいから全然生きた…

2026 0106 2343

2026年になった。今年も職場で年を越した。年越しの瞬間に特別な思い入れはない。というより、幼い頃からクリスマスから年始にかけてが人生でいちばん苦手なシーズンだった。人生の節目って人それぞれ色々あるけど、その中でも「年を越すこと」って世の中の…

vol.0 『じゃあこれからどうするか?』

今しがた私は、ダカール中心部にある安いホテルの、手術室のように薄暗く、カビ臭く、天井の染みの向こう側に何かが潜んでいそうな、幽霊が棲みついていても全く驚かない気味の悪い部屋の中で、年甲斐もなく、声を押し殺すこともできず、わんわんと泣いてい…

2025 夏が終わる

「朱里ちゃんは、千枝さんによく似てるわね」と祖母によく言われた。千枝さんとは、私の曾祖母のことだ。祖父の母。彼女は歌人だった。そして、あの時代においては珍しく一人っ子だった。旅が好きで、ちょっと変わっていて、孤独についての詩を書いていた。…